ゼロイチのみなさまへ大切なお知らせ
【ゼロイチ同期紹介企画Vol.1】渋谷区副区長で弁護士 松澤香さん
卒業25周年を迎えるにあたり、ゼロイチ同期の活躍を紹介するブログ企画を立ち上げました。社会との絆、仲間との絆、次世代への絆…さまざまな絆をつなぎ、前向きな活動をされている同期の仲間をご紹介します。第一回目は弁護士で渋谷区副区長でもある松澤香さんです。

Q 出身学部・学科、ご所属ゼミ・サークルなどを教えてください。
法学部法律学科、井田良ゼミ所属でした。サークルは律法会です。
Q 現在のお仕事や活動について教えてください。
2002年から企業法務の弁護士(現森・濱田松本法律事務所に入所、2019年に三浦法律事務所の創設メンバーとして参画)として、上場企業からスタートアップまで幅広い企業に助言する一方、国会東京電力福島原子力発電所事故調査委員会の調査課長、厚生労働省年金局年金積立金管理運用独立行政法人ガバナンス強化担当参与など公的機関の改革に携わってきました。
日本医療政策機構及び日米医学医療交流財団の支援などのメディカル・ヘルスケア業界での活動や、IPO前のスタートアップ社外役員、国立大学・非営利法人の参与や役員、また、共同創業者の元大津市長越直美さんとともに、2021年にOnBoard株式会社を設立し、女性役員の育成・紹介を通じた取締役会のダイバーシティ推進にも取りくんできています。
2023年10月から、渋谷区の副区長として、スタートアップ施策や国際連携、DX改革や教育(未来の学校プロジェクト)等を所管しています。
Q 現在のお仕事・活動に携わることになったきっかけは?
きっかけですが、もともと小学校3年生の時に、「火曜サスペンス劇場女弁護士~」を見て、「正義の味方になりたい!」と考えて弁護士になりました。
自分の可能性を最大限広げるべく、企業法務弁護士になったのですが、やはりよりpublicな公共向けの仕事に関わりたいと考えていたところ、この想いを所属事務所が受け止めてくれて、国会に出向し、311の原発事故調査を調査課長として関わることになり、その後さまざまな分野でお仕事させていただくようになりました。私のキャリアにおいては、この国会事故調での仕事が、大きな転機だったと思います。
Q 大学時代の経験が今のご活動に影響していることはありますか?
律法会というサークルで討論会に関わった経験が、自身のリーガルマインドを育ててくれたと思います。討論会では、討論会メンバーで、法適用と価値判断のバランス・両立について考えることで、仲間と一緒に取り組むことの重要性や、単なる法適用に終わることなく、個人の権利保護・社会課題の解決といった、本質的な課題に向き合うことの大事さを学ばせていただきました。
Q 同期との絆・仲間について教えてください。今でも心に残っている「同期との思い出」はありますか?
井田ゼミのメンバーとは、年1回くらいのペースで集まっています。法曹志望者以外の民間に就職したメンバー等もおり、学生時代、井田先生のユーモアあふれる刑法の論点について喧々諤々の議論をしたり、楽しい飲み会で盛り上がったり、真剣に将来夢について語り合ったりしました。
そういえば、律法会の合宿では、いわゆる「芸」で、同期の伊阪さんと渡部くんと、モーニング娘を踊った気がします。いやー、青春だったなあと思います。
Q 社会に出て慶應大学のつながりを感じることはありますか?卒後25年を振り返って、同期に向けて伝えたいメッセージはありますか?
仕事をする中で、あるいは様々な勉強会やネットワーキングの会に参加することがありますが、慶應出身、というだけでご縁を感じて盛り上がることがよくあります。なお、私は、慶應ファンでして、2人の男児の出産も、信濃町の慶應病院で、女子高の同級生に取り上げていただきました。
卒後25年、あっという間だったと感じています。引き続き、健康に留意しつつ、みんなで元気に、素敵な人生を歩んでいきたいです!
Q 50歳を目前にした今、これからどんな挑戦をしたいですか?次の25年で社会や周囲にどう貢献していきたいですか?
既にaround fiftyになっておりますが、これからも、ますます成長できるよう努力を続けて、「自分の人生を自己決定できる社会」が実現できるよう、世の中の役に立てるような挑戦をしていきたいです!
また、この年齢になって、改めて、仕事のみならず、家族の幸せも大事だなと思っております。男女問わず、若手の方々にとって、workとlife両立のロールモデルの1つの参考としてもらえるように頑張ります!

※所属していたサークル「律法会」の討論会にて。前列手を挙げている女性が松澤さん

Q 出身学部・学科、ご所属ゼミ・サークルなどを教えてください。
法学部法律学科、井田良ゼミ所属でした。サークルは律法会です。
Q 現在のお仕事や活動について教えてください。
2002年から企業法務の弁護士(現森・濱田松本法律事務所に入所、2019年に三浦法律事務所の創設メンバーとして参画)として、上場企業からスタートアップまで幅広い企業に助言する一方、国会東京電力福島原子力発電所事故調査委員会の調査課長、厚生労働省年金局年金積立金管理運用独立行政法人ガバナンス強化担当参与など公的機関の改革に携わってきました。
日本医療政策機構及び日米医学医療交流財団の支援などのメディカル・ヘルスケア業界での活動や、IPO前のスタートアップ社外役員、国立大学・非営利法人の参与や役員、また、共同創業者の元大津市長越直美さんとともに、2021年にOnBoard株式会社を設立し、女性役員の育成・紹介を通じた取締役会のダイバーシティ推進にも取りくんできています。
2023年10月から、渋谷区の副区長として、スタートアップ施策や国際連携、DX改革や教育(未来の学校プロジェクト)等を所管しています。
Q 現在のお仕事・活動に携わることになったきっかけは?
きっかけですが、もともと小学校3年生の時に、「火曜サスペンス劇場女弁護士~」を見て、「正義の味方になりたい!」と考えて弁護士になりました。
自分の可能性を最大限広げるべく、企業法務弁護士になったのですが、やはりよりpublicな公共向けの仕事に関わりたいと考えていたところ、この想いを所属事務所が受け止めてくれて、国会に出向し、311の原発事故調査を調査課長として関わることになり、その後さまざまな分野でお仕事させていただくようになりました。私のキャリアにおいては、この国会事故調での仕事が、大きな転機だったと思います。
Q 大学時代の経験が今のご活動に影響していることはありますか?
律法会というサークルで討論会に関わった経験が、自身のリーガルマインドを育ててくれたと思います。討論会では、討論会メンバーで、法適用と価値判断のバランス・両立について考えることで、仲間と一緒に取り組むことの重要性や、単なる法適用に終わることなく、個人の権利保護・社会課題の解決といった、本質的な課題に向き合うことの大事さを学ばせていただきました。
Q 同期との絆・仲間について教えてください。今でも心に残っている「同期との思い出」はありますか?
井田ゼミのメンバーとは、年1回くらいのペースで集まっています。法曹志望者以外の民間に就職したメンバー等もおり、学生時代、井田先生のユーモアあふれる刑法の論点について喧々諤々の議論をしたり、楽しい飲み会で盛り上がったり、真剣に将来夢について語り合ったりしました。
そういえば、律法会の合宿では、いわゆる「芸」で、同期の伊阪さんと渡部くんと、モーニング娘を踊った気がします。いやー、青春だったなあと思います。
Q 社会に出て慶應大学のつながりを感じることはありますか?卒後25年を振り返って、同期に向けて伝えたいメッセージはありますか?
仕事をする中で、あるいは様々な勉強会やネットワーキングの会に参加することがありますが、慶應出身、というだけでご縁を感じて盛り上がることがよくあります。なお、私は、慶應ファンでして、2人の男児の出産も、信濃町の慶應病院で、女子高の同級生に取り上げていただきました。
卒後25年、あっという間だったと感じています。引き続き、健康に留意しつつ、みんなで元気に、素敵な人生を歩んでいきたいです!
Q 50歳を目前にした今、これからどんな挑戦をしたいですか?次の25年で社会や周囲にどう貢献していきたいですか?
既にaround fiftyになっておりますが、これからも、ますます成長できるよう努力を続けて、「自分の人生を自己決定できる社会」が実現できるよう、世の中の役に立てるような挑戦をしていきたいです!
また、この年齢になって、改めて、仕事のみならず、家族の幸せも大事だなと思っております。男女問わず、若手の方々にとって、workとlife両立のロールモデルの1つの参考としてもらえるように頑張ります!

※所属していたサークル「律法会」の討論会にて。前列手を挙げている女性が松澤さん

二〇〇一年三田会の
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