ゼロイチのみなさまへ大切なお知らせ

【ゼロイチ同期紹介企画Vol.2】カインズ法務で前橋三田会幹事の伊阪亜希子さん

卒業25周年を迎えるにあたり、ゼロイチ同期の活躍を紹介するブログ企画を立ち上げました。社会との絆、仲間との絆、次世代への絆…さまざまな絆をつなぎ、前向きな活動をされている同期の仲間をご紹介します。第2回目は群馬県発祥のホームセンターを展開するカインズ法務部で働きつつ、前橋三田会幹事としても活動されている伊阪亜希子さんです。




【質問内容】
Q 出身学部・学科、ご所属ゼミ・サークルなどを教えてください。

法学部・法律学科、平良木ゼミ(刑法•刑事訴訟法)所属でした。
サークルは、TLA(テニスサークル)と律法会(法律サークル)に入っていました。

Q 現在のお仕事や活動について教えてください。

カインズというホームセンターチェーンを経営する会社の法務部で、ガバナンス部門を担当しています。社内規程整備、取締役会事務局、店舗の許認可に関する行政対応、他部門からの相談対応等が日常的な業務です。

また、会社で運営に参画しているザスパ群馬の社内ファンクラブに入っていて、ザスパ群馬を応援しています。地元では前橋三田会の幹事をやっていて、イベントの企画や運営を行っています。

Q 現在のお仕事・活動に携わることになったきっかけは?

私は東京から群馬に移住しているのですが、群馬には東京であまり馴染みのなかったホームセンターがたくさんあり、多様なグッズが揃うカインズをすっかり気に入りました。東京への新幹線通勤の途中にあるオフィスを見ながら「ここで働きたい」と思っていたら、運良くオファーをもらうことができました。

ザスパ群馬の社内ファンクラブは、会社からの案内で観戦に行ったら楽しくて、入会しました。スポーツから地域を盛り上げるということにも興味があるので、これからも続けていきたいと思っています。

前橋三田会は、育休で群馬だけにいる生活となった頃に、インターネットで探して入会しました。前橋に永住予定ということで、幹事の1人となりました。

Q 学生時代に特に印象に残っている出来事やエピソードはありますか?

ゼミの合宿でひたすら勉強したことです。10時間くらい勉強して皆でディスカッションしました。頭を使い過ぎてお腹が空いて、ご飯が足りなくて買い出しにも行っていました。

ゼミの平良木先生は、ゼミ生1人ひとりを大事にしてくださる方で、同期で先生のお宅にお邪魔して、奥様にもとてもお世話になりました。

Q 当時の経験が今のご活動に影響していることはありますか?

今も法務関係の仕事をしているのは、ゼミの影響が大きいと思います。法律を軸にしながらも、ビジネスを円滑に進めるために工夫して社内外の関係者と協議していくプロセスは、ゼミでの活動の延長でもあるかなと思います。

Q 同期とのつながりが、あなたにどんな影響を与えていますか?

同期は皆仕事もプライベートも頑張っていて、充実した生活をしているので、話を聞くたびにとても励みになっています。私の住んでいる地域では、小さい子供を育てながらフルタイムで働く女性は少ないのですが、同期には子育てと仕事・勉強をどちらも頑張る女性が多く、心強いです。

Q 今でも連絡を取り合う同期の方はいますか?差し支えなければお名前や学部・学科を教えてください。

サークル・クラス・ゼミの同期とは、ずっと連絡を取り合っています。
個人的には、法学部・法律学科の松川春佳さん、松澤香さん、高谷正晢さん、松本淳さんといった方たちと今でも親しくしています。

Q 今でも心に残っている「同期との思い出」はありますか?

学生時代の中心はサークル活動だったので、サークルでの思い出がたくさんあります。私はテニスと法律のサークルを掛け持ちしていて、テニスの練習に法律の勉強会にと忙しくしていました。どちらでも同期に助けてもらい、合宿や飲み会など楽しい時間を過ごせました。

Q 社会に出て慶應大学のつながりを感じたり、慶應出身で良かったと感じたりすることはありますか?

ほとんど知り合いのいない前橋で三田会に入って、慶應大学のつながりを強く感じました。先輩とも後輩とも慶應出身ということですぐに打ち解けることができ、群馬のことや子育てのこと等色々と教えてもらいました。新たな土地でもすぐにコミュニティに入れるというのは慶應大学の魅力の1つだと思います。

Q 卒後25年を振り返って、どのようなことを感じますか?

大学時代は4年しかないですが、同窓・同期という繋がりはずっと続いていくということを改めて感じています。同期とは、すごく久しぶりに会っても自然に話せて、同じキャンパスで同じ時間を過ごしたという記憶はかけがえのないものだと思います。

Q 50歳を目前にした今、これからどんな挑戦をしたいですか?

まだまだ自分の力不足を感じることが多いので、もっと勉強して社会に役立つ存在でいられたらと思っています。企業法務では会社の利益に貢献することを目指しているので、経験が長くなっていく分、様々な提案ができるようになりたいです。

ずっと元気に仕事をして、後輩世代のロールモデルの1人になれたらと思います。

Q 次の25年で社会や周囲にどう貢献していきたいですか?

今まで多くの方に助けてもらって支えてもらってきたので、今後は少しずつ支える側になれたらと思っています。家でも、会社でも、地域でも、+αのことができるようになれたらと思います。

前橋ではまちづくりに力を入れていて、この10年でだいぶ進化したのですが、子供達が大きくなっても住み続けたいまちになっていくように、私も何か貢献できたらと思っています。


大学時代の伊阪さん(写真左)。律法会の卒業前のパーティーにて。一緒に写っているのは第1回に登場した弁護士で現・渋谷区副区長の松澤香さん

二〇〇一年三田会の

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